[動画制作]動画フォーマットについて

こまごまとコーデックについて書き足しました。

05/29 : UtVideo バージョン22.4.0

目次

コーデックとは

  • コーデックの独自ルールに従い符号化する(エンコード)
  • コーデックの独自ルールで符号化されたデータを復元(デコード)

これら2つ(エンコード・デコード)を行うプログラムがコーデックです。

なに言ってるんだかわかんないよ!
ですね。
わかりやすい表現を使うと、
mp3とかmp4の再生(デコード)してるのがコーデックです。

コーデックの目的は?

符号化することでデータ量を縮小できる = ファイルサイズが小さくなる
これがコーデックを使う目的になります。

ファイルサイズ縮小を優先し、
画質・音質が落ちてしまう仕様のコーデックもあります。

デメリットは?

コーデック独自のルールで符号化されており、
その符号化ルールがわからないと動画が再生できません。
PCやスマホに標準でインストールされていないコーデックは、
コーデックをダウンロード・インストールする手間がかかります。

上記でも触れていますが、画質・音質が劣化するコーデックがあります。

[映像]有名なコーデック

H.264 (いわゆるMP4)

ブルーレイの動画で使用されるコーデック。
画質の劣化が起こるものの高画質を維持。

MMDで読み込める動画としては対応していません。
MMDでMP4を読み込ませるツールなどを併用する必要あり。

H.265

H.264の後継規格で圧縮率が2倍になった。
H.264の半分のファイルサイズで同等の画質。
エンコード・デコードの負荷はH.264の2倍以上で、
現在主流のPCやスマホでは負荷が高すぎる関係かあまり普及が進んでいない。

Grass Valley Codec

H.264と同様に高画質を維持しながらも画質の劣化が起こります。
これだけだとH.264使えばいいじゃん?
と思うかもしれませんが、MMDにツールなしで読み込めるため便利。

PV制作キットなどの背景動画で配布されていることもあります。

Ut Video Codec

MMDでは有名。
オリジナルデータを保持し、画質の劣化が起こらない。
ファイルの縮小率ではH.264と比べると大きく劣る。
編集作業で一時的に出力する動画に向いています。

MMDで読み込める動画サイズが2GBで上限という制限があるため、
MMDへの読み込み用動画としての利用はファイルサイズの関係で限界あり。

[音声]有名なコーデック

MP3

1995年から現在まで使用される有名なコーデック。
人間には聞こえないとされる可聴領域をカットすることで、
ファイルサイズを大きく縮小させている。

AAC

MP3の後継にあたるコーデック。
MP3より高音質と言われ、ブルーレイなどで採用されてる。
MP3ほど普及はしていない。

FLAC

オリジナルデータを保持し、音質の劣化が起こらない。
ファイルの縮小率ではMP3と比べると大きく劣る。
ハイレゾ音源と呼ばれることもある。

動画編集作業中に出力するフォーマットについて

動画編集作業の途中で一時的に出力する作業途中のフォーマットは、
Ut Video Codec Suiteがおすすめ。

MMDから一発出力で動画が完成する場合の動画形式は、
H.264形式でも問題ありません。
H.264などの非可逆圧縮形式で動画編集を行うと、
編集のたびに画質が落ちていきます。

何度も編集した結果、
完成したときには画質の劣化が進行し、
残念動画になってしまいます。

動画編集する場合は、
完成までの途中の段階で画質の劣化を防ぐことができる、
Ut Video Codecがおすすめとなります。

UtVideoはファイルサイズが大きく、
動画投稿サイトが未対応のケースが多いため、
動画公開する場合は汎用性の高いフォーマット(mp4など)へ変換する必要あり。

mp4 → UtVideo形式への変換

MMDではmp4形式を開くことができません。

PV作成キットで配布されているファイルの中には、
UtVideo形式の他に、mp4形式での配布もあります。

MMDで開けないファイルをどうやってMMDで使うんじゃい!
となるわけですが、方法は2通り。

方法1 : mp4をMMDで読み込みができるようにする

mp4をMMD64bit版の背景aviに使うためのバッチに加えて、
32bit版Avisynthと64bit版Avisynthのインストールが別途必要
同梱されたテキストファイルにダウンロード先の記載があります。

方法2 : mp4形式からMMDで読み込める形式へ変換する

mp4とかをUt Videoなaviに変換するバッチに加えて、
Ut Video Codec Suiteのインストール
※ MMDで読み込める背景AVIは2GBまで

2GBまでにおさまるなら方法2のほうが簡単でおすすめ。
Utvideo形式の動画の再生・動画作成もできるようになりますし。
2GBを超える場合は、方法1になります。

インターネットからダウンロードしたファイルを実行しようとすると、
「WindowsによってPCが保護されました」と表示されることがあります。

ファイルに危険がないかどうかの確認を促す機能です。
Windowsのセキュリティ機能が、
安全性の確認ができていないアプリに対して注意喚起されます。

この表示がでたからといって、
必ずしもウイルスや悪意のあるプログラムというわけではありません。
安全か、そうでないかはユーザーが決めます。

保護されました!と表示されるので、
やばいもの実行しようとしたん?と感じますが、そういうわけではないです。
詳細情報」をクリックすると下のような画面となり、
何を実行しようとしたのか確認できます。

Windows標準のセキュリティ機能が、
utvideo-22.0.0-win.exeってのはオイラが知らないアプリだぜ?
実行していいかい?っていう表示を出してます。

Win標準のセキュリティ機能はポンコツなので、
ノートンなどの信頼性の高いセキュリティソフトで安全性を確認してください。
問題がなければインストール。

動画投稿サイトで公開

ニコニコ動画やYoutubeなどの、
動画投稿サイトへのアップロードを目的とした場合、
H.264形式が無難。

わかりやすい表記を使うとmp4。
ブルーレイで採用されてる動画形式。

多くの投稿動画サイトでmp4は対応しており、
ツイッターなどのSNSにも対応しています。
非常に汎用性が高い動画フォーマット。
H.264で動画を作っておけばだいたい大丈夫。

関連コンテンツ

目次
閉じる